「キャンプを始めたいけど、道具が高すぎる…」
3年前の私もそう思っていました。スノーピークやコールマンのカタログを見て、**「全部揃えたら10万円超える…無理」**と諦めかけていました。
結論から言うと、コスパギアだけで3年間、100泊以上キャンプできています。 高いギアは「必要になってから」買えばいい。
私の失敗談:最初から高級ギアを買おうとした
「どうせ買うなら良いものを」
そう思って、スノーピークのテント(5万円)、ヘリノックスのチェア(1.5万円)、コールマンの寝袋(2万円)…と計算したら、合計15万円以上。
「…やっぱり無理」と3ヶ月間、購入を先延ばしにしていました。
キャンプ仲間のコスパギアを見て目が覚めた
ある日、会社の先輩のキャンプに同行。
先輩のギアを見て驚きました。テント8,000円、椅子2,500円、テーブル2,000円…全部コスパギア。
でも、キャンプは最高に楽しかった。
「高いギアじゃなくても、こんなに楽しいのか…」と目が覚めました。
コスパギアで揃えた初期装備
翌週、私が揃えた装備:
| アイテム | モデル | 価格 |
|---|---|---|
| テント | BUNDOK ソロドーム | ¥8,000 |
| 寝袋 | 山善 封筒型 | ¥2,500 |
| マット | キャプスタ EVA | ¥2,000 |
| チェア | キャプスタ ラウンジ | ¥2,500 |
| テーブル | キャプスタ ロール | ¥2,000 |
| ランタン | ジェントス | ¥3,000 |
| バーナー | イワタニ ジュニア | ¥4,000 |
| 合計 | 約24,000円 |
15万円→2.4万円。 約1/6の予算でキャンプデビューできました。
3年間コスパギアで100泊した結果
壊れたギアは「2つだけ」
3年間で100泊以上しましたが、買い替えが必要になったのは2つだけ。
| ギア | 使用期間 | 壊れた理由 |
|---|---|---|
| 山善 寝袋 | 2年 | ファスナー故障 |
| キャプスタ チェア | 2年半 | 生地破れ |
合計5,000円の追加出費。 それ以外は3年間現役です。
高級ギアを「追加」したもの
3年目にようやく買い足したのは:
- ヘリノックス チェアツー:腰痛対策で追加(1.8万円)
- モンベル 寝袋:冬キャンプ用(3万円)
「必要を感じてから」買ったので、後悔ゼロ。
トータルコスト
| 年 | 出費 | 累計 |
|---|---|---|
| 1年目 | 24,000円(初期装備) | 24,000円 |
| 2年目 | 5,000円(買い替え) | 29,000円 |
| 3年目 | 48,000円(追加購入) | 77,000円 |
3年間で77,000円、100泊以上。 1泊あたり770円以下。
「最初から15万円」より、遥かに賢い買い方でした。
おすすめコスパギア5選
テント:BUNDOK ソロドーム 1(約8,000円)【イチオシ】
私が3年間使い続けているソロテントです。
3年間使った正直な感想
最も良かったこと:
8,000円でこの品質は驚異的。 3年で50泊以上使っても、まだ現役。生地に多少の劣化はあるけど、機能は問題なし。
2.2kgの軽さが神。 バックパックに入れても苦にならない。電車キャンプにも対応。
設営10分。 ドーム型でシンプル。初心者でも迷わない。
正直なデメリット:
前室が狭い。 タープとの併用推奨。雨の日は荷物の置き場に困る。
耐水圧3000mm。 大雨の日は不安。天気が怪しい日は避けた方がいい。
生地が薄い。 3年目で透過性が上がってきた。「もう1年使える」程度。
こんな人におすすめ
- ✅ 予算1万円以下
- ✅ ソロキャンプを始めたい
- ✅ 「続くかわからない」段階
- ❌ 悪天候でも使いたい
- ❌ 3年以上使いたい
テーブル:ハイランダー ウッドロールトップテーブル(約8,000円)
「高見え」するコスパテーブルです。
友人が使っていて、一目惚れして購入。
2年間使った感想
良かったこと:
天然木の質感が最高。 キャンプサイトに置いた時、「いいテーブルですね」と何度も声をかけられた。
8,000円に見えない。 正直、2〜3万円のテーブルと並べても遜色ない。
90×60cmが絶妙。 2〜4人に最適なサイズ。大きすぎず小さすぎない。
気になったこと:
5kgは重い。 車キャンプ専用。バックパックには無理。
水濡れに注意。 木製なので、雨ざらしは厳禁。撤収時は乾燥確認必須。
こんな人におすすめ
- ✅ おしゃれなキャンプがしたい
- ✅ 写真映え重視
- ✅ 車キャンプがメイン
チェア:キャプテンスタッグ ラウンジチェア(約2,500円)
「鹿番長」の愛称で知られる定番チェアです。
2年半使って壊れるまで
良かったこと:
2,500円は安すぎる。 壊れても「また買えばいい」と思える価格。
ドリンクホルダーが便利。 缶ビールを置けるのは地味に嬉しい。
座り心地は「普通に良い」。 高級チェアには劣るけど、2,500円としては十分。
壊れた理由:
2年半で生地が破れた。 50回程度使用。「消耗品」と割り切れば妥当。
総評: 2,500円で2年半使えたら、コスパは最高。
こんな人におすすめ
- ✅ 予算3,000円以下
- ✅ 壊れたら買い替えるスタイル
- ✅ 複数脚揃えたい
寝袋:山善 封筒型シュラフ(約2,500円)
「汚れたら洗える」がコンセプトの寝袋です。
2年で壊れるまで使った感想
良かったこと:
洗濯機で丸洗いOK。 汚れを気にせず使える。子どもが汚しても平気。
2,500円の安心感。 「汚したくない」というストレスがない。
夏キャンプには十分。 快適温度15℃程度なら問題なし。
壊れた理由:
ファスナーが故障。 2年、40泊程度使用。「寿命」と判断。
買い替え後: 冬キャンプを始めたので、モンベルのダウンシュラフ(3万円)に買い替え。
こんな人におすすめ
- ✅ 夏キャンプがメイン
- ✅ 汚れを気にしたくない
- ✅ 子どもと一緒に使う
バーナー:イワタニ ジュニアコンパクトバーナー(約4,000円)
家庭用カセットコンロのイワタニが作るアウトドア用バーナーです。
3年間使い続けている理由
最も良かったこと:
CB缶がコンビニで買える。 OD缶より圧倒的に入手しやすい。
4,000円で十分な火力。 お湯を沸かす、炒め物をする、これで十分。
イワタニの安心感。 火を扱う道具だから、ブランドの信頼性は大事。
正直なデメリット:
風に弱い。 風防は必須。風が強い日は使いにくい。
火力はやや控えめ。 SOTO ST-310には劣る。でも「十分」レベル。
こんな人におすすめ
- ✅ CB缶が使いたい
- ✅ 予算5,000円以下
- ✅ 火力より安心感重視
コスパギアで揃える予算別セット
ソロキャンプセット(約3万円)
| アイテム | モデル | 価格 |
|---|---|---|
| テント | BUNDOK ソロドーム | ¥8,000 |
| 寝袋 | 山善 封筒型 | ¥2,500 |
| マット | キャプスタ EVA | ¥2,000 |
| チェア | Moon Lence | ¥2,500 |
| テーブル | キャプスタ ロール | ¥2,000 |
| ランタン | ジェントス EX-109D | ¥3,000 |
| バーナー | イワタニ ジュニア | ¥4,000 |
| クッカー | キャプスタ | ¥2,000 |
| 合計 | 約26,000円 |
ファミリーキャンプセット(約5万円)
| アイテム | モデル | 価格 |
|---|---|---|
| テント | キャプスタ スクリーンドーム | ¥12,000 |
| 寝袋×4 | 山善 封筒型 | ¥10,000 |
| マット×2 | キャプスタ EVA | ¥4,000 |
| チェア×4 | キャプスタ ラウンジ | ¥10,000 |
| テーブル | ハイランダー ウッドロール | ¥8,000 |
| ランタン | ジェントス EX-1300D | ¥5,000 |
| 合計 | 約49,000円 |
コスパギアの「正しい使い方」
1. 「消耗品」と割り切る
壊れたら買い替える。 これがコスパギアの正しい使い方。
「長く使いたい」なら、最初から高級ギアを買うべき。
2. 「試す」ためのギア
「自分に何が必要か」を知るための道具。
コスパギアで50泊すれば、「次に何を買うべきか」が見えてくる。
私の場合:
- 椅子は腰が痛い → ヘリノックスに買い替え
- 寝袋は冬が寒い → モンベルに買い替え
- テーブルは満足 → 買い替え不要
3. 「ステップアップ」の起点
コスパギア → 高級ギア という流れが自然。
最初から高級ギアを買って「やっぱり合わなかった」よりも、コスパギアで試してから買い替える方が後悔が少ない。
コスパギアの注意点
買ってはいけないコスパギア
1. 激安テント(5,000円以下)
私の友人が購入。初キャンプで雨漏りして、泣きながら撤収。
最低でも8,000円以上を推奨。
2. 激安バーナー(2,000円以下)
火を扱う道具だけは、ブランドを選ぶべき。イワタニ、SOTO、PRIMUSなど。
3. 激安寝袋(冬用を謳うもの)
「-10℃対応」と書いてあっても、2,500円の寝袋は信用できない。
冬キャンプには、ちゃんとしたメーカーの寝袋を。
「命に関わる」ギアはケチらない
- 寝袋(冬キャンプ時)
- バーナー
- ガス缶
この3つだけは、安さより安全性を優先。
3年間で学んだこと
「高いギアが必要」は嘘
私は2.4万円のコスパギアで、キャンプの楽しさを知りました。
高級ギアは「楽しさ」に必須ではない。
「必要を感じてから」買う
3年目に買い足した高級ギアは、「本当に必要だった」ものだけ。
- 腰痛対策のチェア
- 冬キャンプ用の寝袋
「いつか使うかも」で買うと後悔する。
キャンプは「道具」じゃない
焚き火を見る時間、自然の中で過ごす時間、友人との語らい。
これらに、ギアの価格は関係ない。
まとめ:コスパギアでキャンプを始めよう
キャンプを始めるなら、まずはコスパギアでデビューしましょう。
- 約3万円で全ての道具が揃う
- 壊れたら買い替えればいい
- 「必要を感じてから」高級ギアに移行
「高いギアを揃えないとキャンプできない」は嘘です。
今週末、コスパギアを持ってキャンプ場に行ってみてください。きっと、「これで十分」と思えるはずです。
