「子供が『釣りやってみたい!』って言い出したけど、どんな道具を買えばいいの?」
去年の夏、小学3年生の息子にそう言われた時、私は途方に暮れました。自分用のタックルは持っていますが、大人用のロッドは子供には長すぎて危ない。かといって、何を基準に子供用を選べばいいかわからない。
結論から言うと、ダイワ「MC スピンコンボ 165」が子供の釣りデビューには最適でした。
4,500円で竿とリールがセット、90gと軽量で8歳の息子でも2時間持ち続けられました。この記事では、実際に子供と使った経験をもとに、ファミリー向け釣りセットの選び方を解説します。
私の失敗談:大人用の竿を子供に使わせた結果
最初、私は「自分のサブロッドを貸せばいいか」と軽く考えていました。2.7mの万能竿です。
これが大失敗。
- 息子が竿を持ち上げると、先端がフラフラ揺れて制御できない
- キャストしようとしたら、後ろの人に当たりそうになってヒヤリ
- 15分で「重い、疲れた」と言い出す
結局、その日は私が釣って息子は見ているだけ。帰りの車で「つまらなかった」と言われて、かなりショックでした。
子供には子供用の道具が必要だと痛感した出来事です。
子供用ロッド選びの3つのポイント
この失敗から学んだ、子供用ロッド選びのポイントです。
1. 長さは「身長×1.3〜1.5倍」が目安
| 身長 | おすすめ竿の長さ | 該当年齢の目安 |
|---|---|---|
| 100〜120cm | 130〜150cm | 幼稚園〜小1 |
| 120〜140cm | 150〜180cm | 小2〜小4 |
| 140cm以上 | 180〜210cm | 小5以上 |
息子(身長125cm)には165cmがぴったりでした。自分の身長より少し長いくらいが、振り回しやすくて安全です。
2. 軽さは「100g以下」を死守
これは本当に重要です。
| 重さ | 子供の反応(実体験) |
|---|---|
| 150g以上 | 15分で「重い」と言い出す |
| 100〜120g | 1時間くらいは持つ |
| 90g以下 | 2時間でも平気 |
MCスピンコンボは90gで、息子は2時間の釣りでも最後まで自分で持っていました。
3. 「すぐ釣りができる」セットを選ぶ
子供は待てません。釣り場に着いたら、5分以内に釣りを始められる状態がベスト。
| セット内容 | 準備時間 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 竿のみ | リール購入、ライン巻き、仕掛け…で30分以上 | △ |
| 竿+リール | ライン巻き、仕掛けセットで15分 | ○ |
| 全部入り | 仕掛け付けるだけで5分 | ◎ |
おすすめ子供向けセット詳細レビュー
ダイワ MC スピンコンボ 165【イチオシ】
一言で言うと: 子供の釣りデビューはこれ一択
息子と使った実体験
千葉県の市原海釣り施設で、息子の釣りデビュー戦に使いました。
朝8時に到着。MCスピンコンボにサビキ仕掛けをセットして、コマセカゴにアミエビを詰めて…準備完了までわずか10分。
8時15分に第一投。8時30分には息子が「来た!」と叫んで、15分で初フィッシュ(イワシ)達成。
その後、2時間で息子が自力で釣った魚:
- イワシ:12匹
- 小アジ:5匹
- サッパ:3匹
合計20匹を8歳の子供が一人で釣り上げました。
帰りの車で「また行きたい!」と言ってくれた時は、本当に買ってよかったと思いました。
特に良かったポイント
90gの軽さが神。 息子は2時間、ほぼ休憩なしで竿を持ち続けていました。前回、大人用の竿で15分でギブアップしたのが嘘みたい。
カラフルなデザインも子供には好評。「カッコいい!」と喜んでいました。地味な色より、子供のテンションが上がる色の方がいいです。
振出式で組み立て簡単。 伸ばすだけなので、帰りは息子自身が片付けできました。「自分でできた」という達成感も大事。
正直なデメリット
大人が使うには短いです。私も試しに使ってみましたが、165cmは大人には窮屈。ファミリーで共有するなら、大人用は別で用意した方がいいです。
ちょい投げは厳しいです。サビキ(足元に落とす釣り)は完璧ですが、20m以上投げる釣りには向きません。
こんな家族におすすめ
- ✅ 小学生の子供と一緒に釣りデビューしたい
- ✅ まずはサビキ釣りから始めたい
- ✅ 軽くて子供でも扱える竿が欲しい
- ❌ 大人も一緒に使いたい(短すぎる)
- ❌ 投げ釣りもやりたい
プロマリン わくわくサビキ釣りセット
一言で言うと: 「続くかわからない」なら、まずこれで試す
実際に使った感想
息子の友達(小2)が「釣りやってみたい」と言うので、「お試し用」として購入しました。
3,500円で竿・リール・仕掛けが全部入り。 文字通り、買ってすぐ釣りに行けます。
友達と一緒に釣りに行った結果、2時間でイワシ8匹、アジ3匹。「釣り体験」としては十分な結果でした。
MCスピンコンボとの差
ただし、息子のMCスピンコンボと比べると、差は明らか。
| 項目 | MCスピンコンボ | わくわくセット |
|---|---|---|
| リールの巻き心地 | スムーズ | ゴリゴリする |
| 糸絡み | なし | 2回発生 |
| 竿のしなり | 自然 | やや硬い |
友達のお父さんは「まず続くか試したかったから、これで十分」と言っていました。「お試し」と割り切るなら、悪くない選択です。
こんな家族におすすめ
- ✅ 釣りを続けるかわからないから、安く試したい
- ✅ 夏休みの1回だけ体験させたい
- ✅ 壊れても諦められる価格がいい
- ❌ 長く使いたい(1シーズンが限界)
- ❌ 快適に釣りをしたい
シマノ ホリデーパック 20-180T
一言で言うと: 親子で共有するならこれ
特徴
180cmで、小学校高学年〜大人まで使えるサイズ。子供が大きくなっても使い続けられます。
仕舞寸法44.5cmとコンパクトなので、子供のリュックにも入ります。
注意点
リールは別売りです。シマノのセドナ2500(約5,500円)を合わせると、合計11,000円くらい。
MCスピンコンボ(4,500円)と比べると割高ですが、「小学校卒業まで使える」と考えれば、コスパは悪くありません。
こんな家族におすすめ
- ✅ 子供が成長しても使い続けたい
- ✅ 親子で1本を共有したい
- ✅ シマノブランドが好き
- ❌ 低学年の小さい子供(180cmは長すぎる)
- ❌ 予算5,000円以下で探している
子供と釣りを楽しむための実践アドバイス
1. 最初は「サビキ釣り」一択
私が断言します。子供の釣りデビューはサビキ釣り以外ありえません。
理由:
- 仕掛けを落とすだけで釣れる(技術不要)
- 魚の群れがいれば入れ食い(待ち時間が短い)
- 釣れた魚は唐揚げで最高に美味しい(食育にもなる)
ルアー釣りは「投げる→巻く→何も起きない」の繰り返しで、子供は15分で飽きます。
2. 「2時間」で切り上げる勇気
子供の集中力は長くても2時間です。
「もっと釣りたい!」と言っているうちに帰るのがコツ。「つまらなくなった」で帰ると、次に誘っても「行きたくない」と言われます。
3. 釣り場選びは「足場の良い堤防」
子供連れでおすすめの条件:
- ✅ 柵がある(海釣り施設がベスト)
- ✅ トイレが近い
- ✅ 日陰がある or タープを張れる
- ✅ コンビニ・自販機が近い
市原海釣り施設、本牧海釣り施設、大黒海釣り施設あたりは、子連れに最適です。
4. 安全装備は絶対にケチらない
ライフジャケット必須。 子供は何をするかわかりません。柵がある施設でも、万が一に備えて着用させてください。
ダイワのキッズ用ライフジャケット(約5,000円)を使っています。
まとめ:子供の釣りデビューには「MC スピンコンボ」
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 小学生の釣りデビュー | ダイワ MCスピンコンボ 165 |
| まずお試しで | プロマリン わくわくサビキセット |
| 長く使いたい | シマノ ホリデーパック + セドナ |
私の正直なおすすめは、4,500円でMCスピンコンボを買うことです。
「3,500円のお試しセットで様子見」も悪くないですが、道具のせいで「釣りつまらない」と思われたらもったいない。
最初の体験が楽しければ、子供は「また行きたい!」と言ってくれます。そのための投資として、4,500円は安いと思います。
今年の夏、家族の思い出を作りに行きませんか?
