「一人でキャンプって、本当にできるの?」
3年前の私も、同じ不安を抱えていました。結論から言うと、ソロキャンプは初心者でも絶対にできます。しかし、最初のギア選びを間違えると、私のように初ソロキャンプで心が折れかけます。
今では年間30泊以上ソロキャンプを楽しむ私が、本当に初心者に必要なギアと失敗しないテント選びをお伝えします。
私の失敗談:初ソロキャンプでギアを持ちすぎた
「とりあえず全部持っていけば安心でしょ」
3年前、初めてのソロキャンプ。道志の森キャンプ場に向かう車のトランクは、パンパンでした。
持っていったもの(多すぎ)
- 4人用テント(父から借りた)
- タープ
- 大型クーラーボックス
- ツーバーナー
- 調理器具一式
- 椅子2脚(予備のつもり)
- テーブル2つ
- その他諸々…
ソロなのに、荷物は4人分。
設営に2時間かかった
一人で4人用テントを設営するのは、想像以上に大変でした。
ポールを通そうとすると、反対側が外れる。ペグを打とうとすると、フライシートがズレる。
汗だくで2時間。 設営だけで疲労困憊。
周りのソロキャンパーは、サクッと設営して焚き火を楽しんでいる。私だけ、まだテントと格闘。
撤収はさらに地獄だった
翌朝、撤収にも2時間。
「これ、一人でやるの無理じゃない?」
初ソロキャンプの感想は、「疲れた」。それだけでした。
ソロ用テントで世界が変わった
翌週、コールマン ツーリングドームSTを購入。15,000円。
設営時間:たった15分
「え、もう終わり?」
ポールを2本クロスさせて、フライシートを被せるだけ。
15分で設営完了。 前回の2時間が嘘のよう。
一人でもストレスゼロ
ソロ用テントは、一人で扱うことを前提に設計されています。
- ポールの長さが短い
- フライシートが軽い
- ペグダウンも一人でOK
「ソロキャンプって、こんなに楽だったの?」
3年で100泊以上
| 年 | ソロキャンプ回数 | 使用テント |
|---|---|---|
| 1年目 | 25泊 | ツーリングドームST |
| 2年目 | 35泊 | ツーリングドームST |
| 3年目 | 42泊 | ツーリングドームST + CloudUp2(登山用追加) |
3年で100泊以上。 初回の挫折が嘘のように、ソロキャンプにハマりました。
ソロキャンプに本当に必要なギア
3年間のソロキャンプで学んだ、最低限必要なギアをお伝えします。
初回に揃えるべき5点
| アイテム | 予算目安 | 優先度 | 私のおすすめ |
|---|---|---|---|
| テント | ¥8,000〜15,000 | ★★★★★ | ツーリングドームST |
| 寝袋 | ¥5,000〜10,000 | ★★★★★ | モンベル バロウバッグ#5 |
| マット | ¥2,000〜5,000 | ★★★★☆ | サーマレスト Zライト |
| チェア | ¥3,000〜8,000 | ★★★☆☆ | ヘリノックス チェアワン |
| ランタン | ¥2,000〜5,000 | ★★★★☆ | ジェントス EX-1300D |
合計予算:約3〜5万円
最初は買わなくていいもの
3年間で「最初はいらなかった」と思ったもの:
- タープ: テントの前室で十分。雨キャンプに慣れてから
- ツーバーナー: シングルバーナーで十分。SOTO ST-310がおすすめ
- 大型クーラーボックス: ソロなら10Lで足りる
- 焚き火台: 最初はキャンプ場のレンタルでOK
「いつか使うかも」は、大体使いません。
おすすめソロ用テント4選
コールマン ツーリングドームST(約15,000円)【イチオシ】
私が3年間愛用しているメインテントです。
3年100泊で感じた本音
最も良かったこと:
前室の広さが神。 靴・バックパック・クッカーを全部置ける。雨の日でも出入りがストレスフリー。
設営の簡単さ。 一人で15分。ポールを通してペグを打つだけ。初心者でも絶対に張れる。
コールマンの安心感。 3年100泊でポール折れ・生地破れなし。さすがの耐久性。
正直なデメリット:
4.4kgは徒歩キャンプに向かない。 車・バイク前提。電車キャンプなら別のテントを。
夏は暑い。 ベンチレーションはあるけど、真夏の平地キャンプは蒸し風呂。標高の高いキャンプ場を選ぼう。
こんな人におすすめ
- ✅ 車またはバイクでソロキャンプする
- ✅ 前室で荷物を管理したい
- ✅ 雨の日もキャンプしたい
- ✅ 長く使える定番が欲しい
- ❌ 徒歩キャンプ・登山をする
- ❌ 夏の平地キャンプがメイン
DOD ワンポールテントS(約12,000円)
設営最速、SNS映え最強のテントです。
友人が使っていて、借りて3泊してみました。
借りて使った感想
良かったこと:
設営が本当に5分。 8箇所ペグダウン→センターポールを立てる。これだけ。「え、もう終わり?」
見た目がおしゃれ。 ティピー型は存在感がある。キャンプ場で「それ何ですか?」と聞かれた。
12,000円のコスパ。 この見た目でこの価格は魅力的。
気になったこと:
風に弱い。 8箇所のペグが命綱。風速10m超えると不安になる。西湖で強風の夜、寝られなかった。
入口が一箇所。 換気が弱い。夏は暑い。
こんな人におすすめ
- ✅ 設営を最速で済ませたい
- ✅ おしゃれなキャンプがしたい
- ✅ 写真映えを重視する
- ✅ 予算を抑えたい
- ❌ 風が強いキャンプ場によく行く
- ❌ 夏キャンプがメイン
Naturehike CloudUp2(約15,000円)
徒歩キャンプ・登山にも対応する本格派テントです。
2年目から登山を始めて購入。徒歩キャンプにも使用しています。
2年間使った感想
最も良かったこと:
1.8kgの軽さは正義。 バックパックに入れて電車キャンプができる。登山でも余裕。
自立式が便利。 ペグなしでも形になる。砂利サイトでも設営場所に困らない。
ダブルウォールで結露に強い。 インナーとフライが別なので、朝起きても寝袋が濡れない。
正直なデメリット:
室内は狭い。 2人用だけど、実質ソロ専用。荷物を入れると一人でギリギリ。
前室がほぼない。 靴を置くスペースがやっと。雨の日の出入りは濡れる覚悟で。
こんな人におすすめ
- ✅ 電車でソロキャンプに行きたい
- ✅ 登山・徒歩キャンプもする
- ✅ 軽さを最優先
- ✅ 設営場所を選びたくない
- ❌ 広い室内が欲しい
- ❌ 雨の日も快適に過ごしたい
BUNDOK ソロドーム 1(約8,000円)
8,000円台でソロ用ドームテントが手に入るコスパモデルです。
キャンプ仲間が使っていて、借りて1泊しました。
借りて使った感想
良かったこと:
8,000円は破格。 お試しでソロキャンプを始めるなら、これで十分。
2.2kgの軽さ。 この価格で2kg台は驚き。徒歩キャンプにも対応可能。
ドーム型の安定感。 ワンポールより風に強い。初心者でも安心。
気になったこと:
生地の薄さが気になる。 8,000円なので仕方ないけど、耐久性は価格相応。
前室が狭い。 靴を置くスペースがギリギリ。荷物は室内に入れる必要あり。
こんな人におすすめ
- ✅ 予算8,000円でソロキャンプを始めたい
- ✅ 続けるかわからないのでお試ししたい
- ✅ 軽量なテントが欲しい
- ❌ 長く使える耐久性が欲しい
- ❌ 前室で荷物を管理したい
比較表
| モデル | 重量 | 価格帯 | 設営難度 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|
| ツーリングドームST | 4.4kg | ¥15,000〜 | ★★☆☆☆ | 車・バイク |
| ワンポールテントS | 3.1kg | ¥12,000〜 | ★☆☆☆☆ | SNS映え |
| CloudUp2 | 1.8kg | ¥15,000〜 | ★★☆☆☆ | 徒歩・登山 |
| ソロドーム 1 | 2.2kg | ¥8,000〜 | ★★☆☆☆ | お試し |
ソロキャンプの不安を解消
3年間で100泊以上ソロキャンプをしてきた経験から、よくある不安にお答えします。
Q. 一人で設営できる?
A. ソロ用テントなら絶対にできます。
私の初回失敗(4人用テントで2時間)は、ソロ用じゃなかったから。
ソロ用テントなら、初心者でも15〜20分で設営完了。YouTubeで事前に動画を見ておけば、さらに安心。
Q. 夜、怖くない?
A. 正直、最初の3回は怖かったです。
でも、対策すれば大丈夫:
- 管理人常駐のキャンプ場を選ぶ(道志の森、ふもとっぱらなど)
- 他のキャンパーが多いサイトを選ぶ
- AirPodsで音楽を聴きながら寝る(私の最強の味方)
4回目からは、一人の夜が「贅沢な時間」に変わりました。
Q. 何を食べればいい?
A. 最初はカップ麺が最強です。
私の初ソロキャンプメニュー:
- 夜:カップヌードル + おにぎり(コンビニ)
- 朝:ホットサンド(ホットサンドメーカーだけ持参)
凝った料理は、設営が余裕でできるようになってから。
今でもカップ麺は常備しています。「面倒な日のお守り」。
私のソロキャンプスターターセット
3年前に戻れるなら、このセットで始めます。
予算3万円セット
| アイテム | 商品 | 価格 |
|---|---|---|
| テント | ツーリングドームST | ¥15,000 |
| 寝袋 | ネイチャーハイク 封筒型 | ¥5,000 |
| マット | キャプテンスタッグ EVAマット | ¥2,000 |
| ランタン | ジェントス EX-109D | ¥3,000 |
| バーナー | イワタニ ジュニアコンパクトバーナー | ¥4,000 |
| 合計 | 約29,000円 |
予算5万円セット(快適版)
| アイテム | 商品 | 価格 |
|---|---|---|
| テント | ツーリングドームST | ¥15,000 |
| 寝袋 | モンベル バロウバッグ#5 | ¥10,000 |
| マット | サーマレスト Zライト | ¥6,500 |
| チェア | ヘリノックス チェアワン | ¥12,000 |
| ランタン | ジェントス EX-1300D | ¥5,000 |
| バーナー | SOTO ST-310 | ¥6,000 |
| 合計 | 約54,500円 |
3年間で学んだこと
「軽さは正義」
荷物が重いと、準備も撤収も億劫になる。
ソロキャンプは「一人で全部やる」から、軽さ=ストレス軽減。
「最初は有名ブランドが正解」
コールマン、モンベル、スノーピーク。
「高い」と思っても、3年使えば元が取れる。安物買いの銭失いを何度もやりました。
「失敗しても死なない」
設営に失敗しても、料理に失敗しても、忘れ物をしても、キャンプ場なら何とかなる。
管理棟に行けば、大体のものは借りられる。
「失敗を恐れて始めない」が一番の失敗。
まとめ:最初の一歩は「ツーリングドームST」
ソロキャンプを始めるなら、コールマン ツーリングドームSTから始めましょう。
- 前室が広くて雨でも快適
- 設営15分で初心者OK
- 3年100泊でも現役の耐久性
「一人でできるかな?」という不安は、やってみれば吹き飛びます。
私も3年前は同じ不安を抱えていました。今では「ソロキャンプがないと生きていけない」レベル。
週末、一人の時間を自然の中で過ごしてみませんか?
